(株)井上鉄工所の井上です。
8月に入ってからクソ暑い日々が続いていますが、一向に気温が下がる気がしない。
我が家のワンちゃんも朝からの散歩は最初は喜んで出るものの、すぐに歩くのを拒否。リードを引っ張らないと次に行こうとしない。
近くの散髪屋さんからは「毛皮を着ているからなあ。少し梳(す)いてやればいいのに。」とさすが、専門家のご意見は素晴らしい!
娘にその事を伝えるとせっせとはさみで梳いていました。
それでもハアハアと息をしているのを見て娘はエアコンをかけてやるのでした。
この電力代の高騰の折にまじか?と思いますが、犬を飼っている人には常識のようで、来月の電量代を見るのが恐ろしい!
【1】井上鉄工所の活動『やはり仕組み!』
我が社にはいろいろな仕組みがあるが、残念ながら機能していないものもある。
その一つが「機械別の稼働状況とその周りの油漏れ、ウエスの散乱、工具、モップ・ホウキの定位置管理」のホワイトボードがある。
朝礼の終わりに朝礼の担当者が、「ホワイトボードに機械の稼働状況や定位置管理のマグネットを付けてくださいね。」と言うものの、悪気はないんだろうが忘れてしまう。
毎朝出社したときにタイムカードを押すので、わざわざホワイトボードを移動した。
それでもやらないので、しょうがないと諦め気味であったが、ふっとひらめいた。
「マグネットを付けないのならそこに行けば良い!」朝礼後に朝礼の場所からタイムカード横のホワイトボードへ移動。
全員で行くとさすがに漏れが無くなった。更には「この機械動かした方がいいんじゃない?」とか「これ手伝いに行くよ。」と更なる会話が広まってきた。
タイムカードには私も思い入れがある。
社長になった頃、社員が挨拶してくれない事に悩んでいた。
ある本を読んでマネをしたのだが、効果てきめんであった。
神戸のあるホテルの女性支配人の奮闘記であったが、こんなことが書いてあった。
「全員に挨拶したいと考え、タイムカードを自分の机の横に持ってきた。出社時に必ず行かなければならない所。出社した社員に「〇〇さん、おはようございます。」とやっていくうちにだんだんと挨拶が始まった。」
私にとって幸いだったことは、その時の長老たちが協力してくれたことであった。
「最近よく挨拶してくれて気づいたんだが、昔はもっとわしらも挨拶していたなあ。わしらも手伝うから昔のように大きい声で挨拶するまでこのまま続けようや。」
今ではその当時挨拶をしていなかった社員も「うちの良いところはあいさつじゃなー」と自慢している。
【2】出展告知
エアロマート名古屋2023
09/26(火)~09/28(金)に「エアロマート名古屋2023」に出展します。
エアロマート(Aeromart)は航空宇宙分野のビジネスマッチングにおいて世界的に実績のあるフランスのadvanced business events(BCIエアロスペース)が主催するB2Bマッチングと展示会を融合した展示商談会です。
製造サプライチェーンにおける参加者間のオープンマッチングにより、新たな商談機会とネットワーク構築機会を提供します。
エアロマートはフランス(トゥールーズ)やアメリカ(シアトル)、カナダ(モントリオール)など世界の航空宇宙産業集積都市で開催されている航空分野の世界的なB2Bイベントです。
日時(リアル開催) | 2023/09/26(火) 10:00~17:00 2023/09/27(木)~28(金) 9:00~17:00 |
場所 | 古屋市中小企業振興会館 吹上ホール 〒464-0856 愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3 |
料金 | ビジター来場は情報収集や出展者ブース訪問が可能です。 事前の商談マッチングサービスはご利用いただけません。 【ビジターパス】 |
国際フロンティ産業メッセ2023
09/07(木)~09/08(金)に「国際フロンティ産業メッセ2023」に出展します。
国際フロンティア産業メッセ2023 は、 企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示を中心に、基調講演、特別講演、各種セミナーや交流会など多彩なプログラムを展開し、技術交流・ビジネスマッチングを進める機会を提供します。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。
日時(リアル開催) | 2023/09/07(木)、8(金) 10:00~17:00 |
場所 | 神戸国際展示場1・2号館(神戸ポートアイランド) 〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1 |
料金 | 無料 |
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
【3】社長コラム『まだある?青春18切符』
お盆休みで家族全員がそろったのもつかの間。ひとり一人帰って行き、静かな日常が戻ってきた。
8/30(水)朝早くからバタバタと廊下を行き交う音や妻と娘のやりとりで起こされた。
どうも大学に戻るのにに寝坊したらしい。
戻るときに高校時代の友達と一緒に帰るのに「青春18切符」を使っての帰路と聞いて昔を懐かしんだ。
私が大学生の頃、帰省するのによく「青春18切符」を利用させて頂いた。
当時は、23:30東京発ー岐阜の大垣行きの最長列車に乗って始まった。(本当は23:30~24:00までは前日なのでその分払わないと行けないはずだがなぜか免じてくれたようである。)
あるときのメンバーは、福山、尾道、米子、大阪のメンバーであった。
準備としてそれぞれに役割があり、私は住んでいる駅に安い焼き鳥を売っていたので「焼き鳥」、米子の友達は「のり弁」、尾道の友達は「ビール」、そしてバイトで結構稼いでいた後輩が「ウィスキー」であった。
まずは、のり弁とビールでお腹を満たせ。一服してウィスキーに移る予定だったがコップを忘れ、どうしたものかと悩んでいると米子の友達が缶切りを取り出し、飲み干したビールの蓋を缶切りで取り除きコップを作成。揺れる度に缶切りで切った蓋の所で口を切ったが、酔うほど痛みなどどこかへ行ってしまったようである。
暇なのでクイズを出していると別の席の人が「俺知ってる!」と参加してきたり、参加したり、今思えば毎回楽しい旅行に出かけているようであった。よくも話すことがあったもんだと感心する。
大垣から姫路行きに乗り換え、徐々に言葉が関西弁に変わり、姫路から岡山に行くときには徐々に関西弁から岡山弁へと変わっていった。
ゆっくりだからこそ気づける事を若くして体験できたことは大きい。姫路のホームで中華そばを食べ「久しぶりに底の見えるそばが食えた。」と感激したものである。
そう言えば米子の友達は毎回岡山で「今日中に帰れないからここから特急に乗らせてくれ!」と泣きが入っていた。ここまで来れば鈍行列車で完全走破をと悔しがっていたが。
【4】掲載情報
上の「中日BIZナビ」にカーソルを当てると「高精度な歯車技術で空と宇宙の大舞台へ羽ばたく井上鉄工所」という記事にリンクしています。是非読んでください。