(株)井上鉄工所の井上です。

6月は雨が続き、降れば土砂降り。新幹線も東海地方の雨でストップ。最悪なのは車中泊をしいられた人がいたらしい。
そんな中を尻目に「私は晴れ男！」と思っている。会社から家に帰ろうとすると「今まで降ってたんだ。」とか「家に帰った途端に豪雨」という事がしばしば。
先日、和歌山に勉強会の同期が会社改善を発表するというので訪問してきた。
同期の活躍は励みになる。一杯改善の写真を撮らせてもらった。
そこは海上釣り堀。事前に雨の予想で「カッパや長靴の用意をして欲しい」と案内があったが、小雨から曇りに変わった。
思わず「俺、晴れ男なんよ」と宣言してしまった。
天気予報の事業？というより、私が行くと「雨降らさない」事業でも始めようか？

【1】井上鉄工所の活動『採用活動 ２』

現在採用の指導を受けている会社から「実際に進路指導をしている高校の先生との懇談会に参加しないか？」とお誘いを受けた。
全くの未経験なので参加することにし、色々とお話を聞くことが出来た。
ある高校では就職希望者が一昨年60名、昨年30名、今年20名と減ってきているとのこと。つまり大学等への進学化が進んでいるという事である。
その20名に対し、1200社から募集が来ていると聞き、これはちょっとやそっとじゃ無理だと悟った。国の方から大学への進学を勧められるという。
かたやもう一つの高校。今年は生徒数180名中110名だが、来年、再来年と生徒数が230名に増えるとのこと。
なぜか就職率は変わらないと言うがどちらにしてみても厳しい。

その先生は「大学に行くのが全てだとは思っていない。このレベルで大学に行くのと高卒で地元の企業に行くのでは高卒で就職した方がしたいことが出来る。地元の企業の幹部になる事の方がその子にとって有益だと思っている。何よりも地元企業を支えているという自負心がある。」と仰っていました。
我々にとって本当にありがたいお言葉であり、励ましの言葉であった。
福山の製造業では超大手企業の〇ＦＥや〇菱電気がいて、それに続くオンリーワンの中堅企業がひしめく激戦地区である。
何かしらの手を打たないと採用は出来そうにない。

「あえて給料と休みのどちらかを取るとすればどちらか？」の問いには、即座に「休みです。」の返答に焦る企業も。
「うちは休みがすくないからなあ。」とぼやきの声も。
「一番の決め手は何ですか？」の問いには「卒業生が良いと言って誘うのが一番だ。」だそうだ。

【2】出展告知

中小企業テクノフェアin九州2023

今週です！
07/05(水)～07/07(金)に「中小企業テクノフェアin九州2023」に出展します。
中小企業テクノフェアin九州2023 は、課題解決EXPOと称して、企業の様々な現場が抱える課題をワンストップで解決する場です。各種製造現場を対象とした展示会「西日本製造技術イノベーション2023」、デジタルトランスフォーメーションの推進を目的とした「西日本DX推進フェア2023」、環境ビジネス振興を目的とした「エコテクノ2023」など8つの展示会・商談会を組み合わせて同時開催することにより、田の展示会ではない相乗効果を生み出し、地域企業の様々な課題を解決していくための技術交流や商談の場を提供します。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

【3】社長コラム『 さぶさぶ！』

6／8（木）、9（金）、ある勉強会の仲間と函館の全国大会なるものに行ってきた。
新幹線で新大阪まで行き、そこから伊丹空港－函館空港と移動。14：00頃無事会場に到着。
久々の全国大会とあって参加者も少し緊張気味に見えた。北海道のコンビニ？セイコーマートの戦略には感じ入った。
お客様の支出が月で何日が多いかというデータでは、3日と15日と25日が突出していた。
3日は「生活保護受給日」、15日は「年金受給日」25日は「一般の会社の給料日」だそうだ。
昔の一番は25日だったが、15日、3日と変わってきているとのこと。
これは何を意味するものかというと「生活保護受給者（3日）」、「年金受給者（15日）」が「一般の会社の給料日」より多くなっている。
つまりこの情報にあった品揃えに変えていく必要がある。
高齢化により食べる量は1／2。高齢化とは「社会保障収入に依存する社会」。付加価値では無く「削減」価値へ。
ディスカウントでは無く原価を下げて歩留まり改善。
食べられるのに捨てる食品ロスを形を変えて提供する（端材を揚げ物にetc.）物流はコストでは無くプロフィット。等、枚挙にいとまがないほどのご指示を受けた。

 そんなこんなで無事に福山に帰ってきたのだが、先輩が「最後に足を洗って帰ろう！」という。？？？
つまり、一杯飲んで帰ろうというのだ。
急な事で予約が取れず、あたふたしている後輩を見て「俺が知っている所に行こう」と提案。
予約はダメとのことであったが、「来てみれば」の返事を信じて行くと無事席が確保できた。
そこでこの会の会長が何か驚いている。
「函館の全国大会で北九州の人に声をかけられた。その人の奥さんが福山生まれだという。たまたま会長の名札に「福山」と書かれてあったので声をかけたらしい。その奥さんのお兄さんがラーメン屋をしている。で、ここがそのお兄さんの店らしい。」
店の大将に確認すると「俺の妹は北九州に嫁に行った。」と言われ、みんなでビックリ。
「こんなことがあるんだなあ。会長も井上君も何か持っているねえ！」と一同驚き。体中に「さぶさぶ（鳥肌）」が。
以前も福山の人に東京の神社にお参りに行って近くの地下鉄の入り口で偶然出会ったり、息子が大学が決まり、その後アパートを探しに行こうとしていた時、ある勉強会の昼食時に偶然前にいた一人がそこの卒業生・もう一人が大学の門の前に会社がある人と言ったように。
いろんな人と繋がっていると実感する今日この頃です。持ってるねー！

【4】掲載情報

上の「中日BIZナビ」にカーソルを当てると「高精度な歯車技術で空と宇宙の大舞台へ羽ばたく井上鉄工所」という記事にリンクしています。是非読んでください。

『地元経済誌に取り上げられました！