(株)井上鉄工所の井上です。
4月の初めは「今こんなに暑くては、この夏はどうなることやら?」と思っていたが、後半は急激な冷えに悩まされた。東京が20℃を越える日に、福山に帰ると10℃ぐらいというビックリする気温で、駅から震えて家に帰っていた。さらには、2週続けての東京での月・火曜日のセミナー&お客様訪問には、週末には体が持たない状態に。
先月は、母の七回忌と伯父の3回忌が執り行われ、昔話に花が咲いた。日本料理で昼食を済ませた後、当たり前のように我が家で2次会。お腹がいっぱいと言いながら酒は進む。角ハイボールと黒霧の炭酸割り。つまみは用意していたが、なぜか法事用のまんじゅう(母の実家「大和屋本舗」。ぜひ、一度お越し下さい。)が大人気! 壊れた蓄音機のように何度も同じ話の繰り返し。今回は弟の還暦祝いも兼ねて?(こんな事兼ねて良いのだろうか?)バカラのロックグラスをプレゼント。(私の還暦祝いに妹が同じものを贈ってくれたのをマネしただけですが。)妹の旦那もバカラのロックグラスで一杯やりたいと申していました。

【1】井上鉄工所の活動 『B.B.Q.!』
4/4金曜日に会社でバーベキューを行った。2月の早朝勉強会で「4月にBBQをするから、若手のおまえらが仕切れよ!」と声をかけていた。早朝勉強会でも「4/4のBBQの開催について」と題し、当日の準備するものや実行計画を立てさせ、その日を迎えた。
当日、昨年入った子の歓迎会も兼ねるつもりだったが、2,3日前に不参加と判明。「まじ?」と心のつぶやきが。残された3人で割り振りをしたらしく、何度も「社長、これで良いですか?」と聞いてくる。思わず、事務員さんに「これぐらい仕事も頑張ってくれれば良いのにね!」と言うと。本当にそうですねとニコッと笑っていた。
誰かが言っていた。「BBQは総合力ですからね。」リーダーシップを磨くにはもって来いの方法である。
このBBQには私も思い入れがある。コロナ前は夏の暑気払いにビアガーデンに行き、冬は忘年会であったが、当時、懇親会担当の子が「社長、1回で良いから全員でやりたい。」と相談に来た。「じゃあ、俺も考えるからお前も考えてみて。」とお願いをした。色々聞くと、だんだんと状況が把握できてきた。ある人がいつもドタキャンするらしい。そこで、「社長、考えたんですけど、会社でBBQをさせてくれないですか?」「ほう、なんで?」と聞くと「ここでBBQすると、さすがにみんなの手前すぐに帰れないでしょう。」と。「お前賢いなあ。じゃあ、俺も助けてやる。15時からやろう!15時から定時までは仕事だから帰れない。仕事で肉食って、ビール飲まなきゃだめだ。」ちゃんちゃん。「まじですか?」と喜びの表情。朝礼で「15時からBBQをする。」というと、そのドタキャンする人の顔がムッとした顔に。当日、定時になると帰るかと思いきやみんなと一緒に18時頃に帰っていった。翌週、朝礼で「みんな、私が焼いた肉が美味しいと喜んでくれたので嬉しかった。」と言っていたので、「ワイワイする事が楽しいと感じてくれた。」と喜んでいたが、次のビアガーデンではまたドタキャン。コイツにはもう無理。と手を焼いた。

【2】出展告知
MEX金沢2025
05/15(木)~05/17(土)にMEX金沢2025 に出展します。
国内、国外の金属工作・加工機械及びその関連機器並びに電機・電子関連機器等の流通促進と技術交流を図り、産業と貿易の振興発展に寄与することを目的とする。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。
日時(リアル開催) | 2025/05/15(木) 10:00~17:00 05/17(土) 10:00~16:00 |
場所 | 石川県産業展示館1・3・4号館 (〒920-0361 金沢市袋畠町南193) |
料金 | 入場料:無料 |
近くにご来場の際は、是非お立ち寄りください。

中小企業テクノフェアin九州2025
07/02(水)~07/04(金)に中小企業テクノフェアin九州2025 に出展します。
中小企業テクノフェアin九州は、“ものづくり”に積極的に取り組む中小企業が、自ら培った技術力による優秀な開発製品や技術、サービスを一堂に展示実演し、広く発注企業、商社に対して「製品開発力」や「加工技術力」を紹介することによって広域的な受注機会の増大、及び新規取引先の開拓を目指します。さらには、出展企業間や発注企業・商社との相互の交流を深め、「ものづくりの展示会」を通じて中小企業の発展と産業の振興に貢献するものです。九州・山口地区への販路開拓やPRの機会に、ぜひ当展示会をご活用ください。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。
日時(リアル開催) | 2025/07/02(水) 10:00~17:00 07/03(木) 10:00~17:00 |
場所 | 西日本総合展示場 新館 (〒802-0001 北九州市小倉北区浅野3-8-1) |
料金 | 入場料:無料 |
近くにご来場の際は、是非お立ち寄りください。
【3】社長コラム 『念願!55年ぶりの・・・!』
行ってきました!大阪・関西万博。大学時代のサークルの後輩が「万博のチケット必要なら言ってください。いくらでもあげますよ。」なんて良い後輩を持ったのかと感激。6:25の始発の新幹線に乗って新大阪へ7:28到着。そこから地下鉄に乗り換えて夢洲駅に8:16着。9時の開園を待つが、通過の順番がなかなか廻ってこない。事前勉強のYouTubeの指摘通り、入場券を印刷して持って行ったが、スマホの画面の印刷はめっちゃデカい(A4コピー用紙)。デカすぎてスキャンできないかもとスマホの画面を用意するが、幾度となく画面が消えて、入場するまで気が気でなかった。
入場まで20分ほどかかったが、既に人気のアメリカ館は入場するのに1時間待ち。素早く隣のフランス館に変更し入場。ルイ・ビトンやセリーヌといった有名ブランドがわんさか。だが、コンセプトが分からない。妻は自慢げにああだこうだと言っていたが、単純にビッと来るものが本物だと思うのだが。
東口ゲートより遠い方が空いていると思い、歩いている途中のパビリオンから「今ならすぐに入れますよ。」とお誘いがあるものの、なじみの少ない国名はパス。結局、イギリス間に並んで入場した。最後の扉をくぐるとウィスキーがずらりと並んだコーナーがあった。残念ながら12時以降でないとお酒が出せないと言われ断念。ジョニーウォーカーの最新のお酒(ジョニーウォーカー・ブラックルビー)が気になっていたのだが残念。
続いて、チェコ館へ。55年前に福山から祖母に連れられて姉と当時大阪に住んでいた叔母の家に泊まった。(そう言えば、当時は新幹線がなく、電車で行った。特急は肌色のかっこいい奴。「どんこう」(普通各駅停車)は緑の車体にオレンジの線。確か緑の方で、ダサい奴だと感じた記憶がある。)もちろん、70年の大阪万博に行くためだった。叔母が旦那さんの仕事で行った所にしか連れて行ってもらえなかった。チョコスロバキア館とルーマニア館。(本当は、月の石を展示したアメリカ館やソ連館に行きたかったのだが、「あんな人が並んでいるところには行きたくない」と祖母と叔母から却下。)55年ぶりのチェコ館であった。55年前はガラス(ボヘミアングラス?)が多く展示してあり、ゴーンという音が記憶として残っている。少し並んでいたので、チェコ館のレストランに入ることに。ロンドン、ビッグサイトで訪問したチェコの企業からもらったチェコビールが最高に美味しかったのを思い出した。
意外と面白かったのが、コモン館。小さな国が小さなブースに纏めてあって、ちょっとの時間で世界旅行ができた気になる。南洋の国々の朝日や夕日に映る海が印象的であった。
最後に訪れたのは「アメリカ館」。これで最後だと決めたので1時間待つことができた。(閉館前で1時間でした)念願の55年ぶりのリベンジができた。が、期待し過ぎたためか、私には「ふーん」と言った程度。今回の「月の石」は前回の「月の石」とは違うらしい。前回はアポロ12号が持って帰ったもので、今回はアポロ17号のものらしい。「混んでいるので、写真一人一枚でお願いします。」と連呼されるので、写メ一枚で終わり。妻からは「写真撮らなくて、じっくり見れば良かった。」と。本当にそうだと感じ、55年前のリベンジと興奮した自分に「まだまだだなあ」と恥じるのであった。



