井上鉄工所の井上です。

4月の「背中からシャツが出ている人」は反響が高く、地元の福山の知人からも「メルマガ見たよ。頑張っているね。シャツが出ている奴を見るとつい言いたくなる。」など、多くの人からお褒めの言葉を頂いています。ありがとうございます。

しかし、本当は「背中からシャツが出ている人」は導入部分で、その次の「炊飯器」が言いたかったことなんです。手順を守ることでベテランの技まで出来てしまう。
素敵な事じゃないです?若い人へ夢を与える事ができ、一つ一つ分解していけば、失敗も成功へ結びつけることが出来る。諦めない心を育んで頂きたいとの想いからです。今でも「炊飯器」をみるとチャレンジ精神が湧いてきます。
これからの合い言葉は「炊飯器」です!

【1】井上鉄工所の活動

「環境整備2」

「3S」「環境整備」。なんとなく、分かったつもりで活動してきましたが、同じ事を真面目に愚直に5年間取り組んできたある会社と比べずいぶんと差がついてしまった。そこで、我が社も愚直に真似をすることを決定し、1年間に渡り指導を受けることにしました。

5月の中旬に幹部3名と受講。「なぜ、取り入れることにしたのか」を聞かれ、正直に「愚直に取り組んできた会社の社員さんが生き生きとされていた。笑顔で楽しんで仕事をしている姿に社長として我が社の社員に申し訳なく思った」と伝えた。

「環境整備」とは何かを先生に教えてもらい、どこまで分かっているか社員に質問されていたが、「環境整備」の目的の一つに「組織作り」と言われ、足りない一つを教わった気がした。

経営計画書の方針に沿って、みんなが同じ方向に向い、同じ事ができる組織、一丸となって市場の状況に適応できる組織にする。仕事がやりやすい環境を整えて備え、動ける人を作る。それを文化とする。なかなか深いです。

コミュニケーション促進・見える化を進めていくのは「分からないでいることが不満の温床。そして退職に繋がる」と言われ、さて、何をするべきかと日々悩んでいます。まずは、「声がけ」から実践してみます。

翌週の月曜日、朝礼で幹部3名に何を勉強したのか部下の前で話をさせたが、「組織作り」については触れる人はいなかった。ちゃんちゃん。環境整備は、「トップダウン」ではなく、「ボトムアップ」だということに驚いたという言葉に驚きました。どこまで指示待ちなんじゃ?

毎月、測定技能研修を行っています。年計表で管理。朝礼を行う場所にあるので、誰がしていないかすぐ分かる。その場でいつやるかを回答させる。

測定技能研修の管理表

月に1枚ヒヤリハットの写真を撮って担当者に送信。写真を送るとマグネットを貼る。朝礼を行う場所にあるので、誰が提出していないかすぐ分かる。

ヒヤリハットの管理表

6月に下記の出展予定がございます。

【2】出展告知

「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022」[ご来場者特典付き]

6/30〜7/2に「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022」に出展します。
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022は、人手不足に直面する国内の生産現場でどのようにロボットを活用すべきか、匠の技に支えられている現場でどのように品質を安定させるのか、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の技術をどう活用すべきかなど、工場内の自動化や省人化に関する数々の課題を解決します。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。

◯日時 リアル開催:2022/6/30(木)~7/2(土)
◯料金:1人1,000円(但し、事前登録者は入場無料)
◯場所:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)D-23

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022: https://robot-technology.jp/

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
<ご来場者に〇〇セットの引換券をお渡しします>

【3】社長コラム

『 主人が「シャツが出ている人 」でした 』

今月も「手順」のお話。

神奈川の方からのこんな一言が胸に突き刺さりました。
「主人が「シャツが出ている人」でした。一番身近な人にいました。習慣だと思うといらだちが少し楽になりました。習慣は直らないですね。」と。
そうなんですよね。結局、手順を「習慣」にしないと変わらないんです。

我が社では、経営計画書の「採用に関する方針」にこう書いています。
「入社後の配属先は全員歯切部門とする。時間がかかっても一人で汎用機の段取りが出来るようになった後、各部門に振り分ける。」としています。
一つはやはり習慣。
もう一つは「時間がかかっても一人で段取りが出来る」という自信。
具体的に言うと、入社して一番初めに使用する機械はKS14という歯切り盤。とにかくワークをきれいに拭いて機械に取り付け、ナットを締めて稼働ボタンを押す。それだけ。
慣れると意識しなくても気がつくと機械が動いている。

1番目は・・・2番目は・・・と言ううちは、習慣になっていなくて不良が出て当たり前。
基本動作は裏切らない。野球やテニスやの素振り、柔道の受け身。私は高校時代バドミントンをやってましたが、基本はフットワーク、そしてどんな体勢からでも基本の素振り(転びそうな体勢でもシャトルを前でたたけるか) が できるか。
習慣のレベルまで落とし込めれば強い。

逆にうん十年間してきた習慣はなかなか直らない。
なので弊社は同業者からの中途は採用しないと決めてます。(「前の会社はあーだった。こーだった。」だったら辞めるな!嫌だから辞めたのにね?)知らないことは習慣になりやすいです。
「初めてだけど、この業界はこれが普通なのかも?」と思ってくれる。
ちょっとずれたような気もしますが、
「背中からシャツが出る人の法則」で何か登録できないでしょうか?我ながら良い所に気づいた。結構気に入っています。

    

『地元経済誌に取り上げられました!』

びんご経済レポート2022年2月1日号