井上鉄工所の井上です。

三寒四温とはよく言ったもので、一歩一歩着実に春が訪れています。昨年より少し遅い気もしますが、先日初物のわらびを頂いたところです。。

3月に息子が大学を卒業し、4月に一番下の娘が高校に入学。やっと一人終わったと妻と乾杯。息子に一杯やるかと酒を勧めるが、なぜかいつも「いらない」と断られる。息子と居酒屋で一杯やりたいと思うのは、どこのご同輩も思われる事だろうが、その気配が訪れない。
そう言えば、年末年始に帰省した長女が「パパに居酒屋に連れて行ってもらいたい。」と天にも昇るような言葉をかけられたのを思い出し、こっちが先かなと少し寂しい気も。
先日、一番下の娘が「お兄ちゃん、酔って見苦しいところを見られるのは嫌だ。と言ってたよ。」と衝撃の言葉を聞いた。俺か?嫁さんか? コロナで外に飲みに行く件数も激減し、最近家で飲むと異常に酔いを感じるのは私だけの問題ではないと先週ヤマトプロジェクトの仲間との話で納得した。「家でひたすら嫁さんの話を聞くだけで、自分が話す事がないと酔うなあ。ビール1缶で酔うんで。信じられん。やっぱ、外で男同士で夢を語り合わんと。」
たぶん、奥方様には通じない理屈だとは分かっていますが。。。

長男とのツーショット

【1】井上鉄工所の活動

「現場指導員 K氏」

月に3~4回、現場の指導に来て頂いているK氏。

そもそも管理会計を導入したいと福山市からの中小企業育成プログラムで依頼をし、来てもらう事に。我が社の要望が多く、他に5Sの先生、生産管理の先生も2ヶ月ほど来て頂いた。なぜか、縁あって続けて来てもらってる。

最初の指導日の言葉に驚いた。当時、まだ作業標準書というものがなく、ベテランの技術、個人個人との関係で仕事が行われていた。
当時の作業長2名が「あれが出来ない、これが出来ない、言うことを聞かない。」と愚痴だらけ。 その時、「これから、ハローワークに行って来い。二人とも優秀なんだろうから、この会社の条件より良かったらすぐにその会社に行け。社長、良いですね。」
え、何てことを言い出すのか?すると「最後に、私は社長の言うことは聞きません。」とちゃんと言うんで。「おー、さすが。そう来たか。」 「誰がそんな奴雇うか?言うこと聞かんでも給料もらっているだけありがたいと思え。」
いつも「社長は甘い!」と叱咤激励を受けている。

はじめの頃は、「社長、管理会計どころじゃないで。整理整頓からせんと。」・・・ 整理整頓が始まると、「かけた時間との費用対効果はプラスになってるんだろうね?かけた時間と削減金額を必ず算出させなさい。」
今では、月一回の全社員勉強会での各グループの改善発表では、1歩1秒1円で換算した削減金額を若手の子が自慢げに発表しています。昨年4月、やっと日報のエクセル化に進めた時に、「やっと、私の本題に入れましたね。」と嫌みとも激励とも取れるお言葉を頂きました。

それから毎月、1時間あたりの生産高、1人あたりの生産高、1日の正味加工時間の割合等、データ化された事実で判断を行っています。
すでに70歳を超えられていますが、エクセルはバンバン使いこなし、ISOの指導員もされているそうです。格安なのが申し訳ないが、我が社が変わって行っていることに喜びを見いだされていることがありがたいです。

改善発表のエクセル表
改善発表のエクセル表2

まだ、少し先の話ですが、6月に下記の出展予定がございます。

【2】出展告知

「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022」

6/30〜7/2に「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022」に出展します。
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022は、人手不足に直面する国内の生産現場でどのようにロボットを活用すべきか、匠の技に支えられている現場でどのように品質を安定させるのか、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の技術をどう活用すべきかなど、工場内の自動化や省人化に関する数々の課題を解決します。
コロナ禍からの反転攻勢の一歩としてご来場ください。

◯日時 リアル開催:2022/6/30(木)~7/2(土)
◯料金:1人1,000円(但し、事前登録者は入場無料)
◯場所:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022: https://robot-technology.jp/

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

【3】社長コラム

『背中からシャツが出ている人 』

製造業は、「手順」をうるさく言うが、航空機認証担当のK君の昔の話。

入社した頃、失敗をすると良く「おおざっぱなんで。」と言い訳を繰り返すK君。性格のことを言い訳にされると何て注意すれば良いかと悩んでいた。
そのころ、大手M菱重工さんを定年退職されたNさんが縁あって来られていた。K君に平研を教え、やらせていると不良を起こした。いつものように「おおざっぱなんで。」と言い訳をするK君に対して「手順が間違っとるじゃ。性格のせいにするな!」とカミナリを落とした。
テーブルをきれいにし、ワークをきれいにして置くのだが、彼は何を勘違いしたのかテーブルをきれいにし、ワークをきれいにし、テーブルに切削水をかけて置いた。当然、切削水には砥石の粉やワークのカスが微妙に残っていてそれが挟まり不良。
それを一言で「手順が違うんじゃ」の一言で知らしめたことに感激を覚えた。それ以来、K君は「おおざっぱ」という言葉は使わなくなった。

そのK君はいつも背中からシャツが出ている。注意しても、少し時間が経つとまた出ている。
彼の行動をじっと見ていて気づいた。「手順が間違っている!」 私は服を着る時に、ズボンの中にシャツを入れ、チャックを上げてベルトをする。彼は、ズボンをはいてチャックを上げ、ベルトをし、それからシャツを入れる。後から無理矢理シャツを入れているので、ちょっと動くとシャツが出る。 シャツが出ている奴の謎解きが出来た瞬間であった。
みなさんも、シャツが出ている人に「手順」を聞いてみてはいかがですか?
我が社ではシャツが出ている社員2名、「手順」が間違っていました。(笑)(確認済み)

『地元経済誌に取り上げられました!』

びんご経済レポート2022年2月1日号