井上鉄工所の井上です。

12月になり朝晩は冬模様。朝の光が透明感を増しています。
展示会が9月神戸、10月名古屋、11月名古屋、12月東京、来年2月名古屋と続きますが、展示会で疲れた体を奮い起こさせるのが、やはりご当地の食事ですね。残念ながら9月の神戸は緊急事態宣言中で、一人のためホテルで食事ですが、10月11月の展示会は、他の人と一緒だったため「世界の山○○○」「味○」とご当地の有名な店へ足を運びました。特に辛さが売りの台湾料理「味○」は、余りの辛さにビールが否応なく進み、翌日のトイレでお○りが痛い人が続出(笑)。集中力が切れるともっぱらの噂に・・・。 この店での食事は、打ち上げに取っておきましょう!
なお、この店の名誉のために言っておきますが、うまみの中の辛さですので、「ビールが進む」は、酔いたん坊の言い訳のような気がします。

【1】井上鉄工所の活動『メッセ名古屋2021 出展しました!』

前号でご紹介させて頂いた、メッセ名古屋2021(11/10-13)に出展しました!

先月に続き、今月も名古屋に出展しました。
しかしながら、客層がが全く違う!!「この図面・・・」と言うより、「こんな感じのもの・・」というようなボンヤリとしたものが多かった事に驚きました。
新しいものを生み出そうとする<力>を感じました。

メッセ名古屋2021に出展

【2】出展告知

新価値創造展2021

12/1〜12/24に新価値創造展2021に出展します。
新価値創造展は、全国の中小企業・ベンチャー企業の出展者と、全国から一堂に集結する幅広い業種の来場者や、 出展者同士による新しい出会いや情報などがつながり、新たな価値を生み出すビジネスマッチングイベントです。 大手企業をはじめ、幅広い業種と経営者の方が多数来場します。

日時

【リアル開催】
2021/12/8(水)~12/10(金)

【オンライン開催】
2021/12/1(水)~12/24(金)

場所東京ビッグサイト
料金入場無料

新価値創造展2021

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

【3】社長コラム『12/8は何の日?』

12/8は何の日?
パールハーバー。ジョン・レノンが亡くなった日。私たち元鍛冶屋からすると、その日はふいご祭。(通称ふいごさん)
「ふいご」とは、鍛冶屋で使う火をおこす(強める)装置の名前。私が子どもの頃はご家庭でお祝いして下さいと、会社からお弁当と日本酒が振る舞われていました。

先日、福山八幡宮から鍛冶神社総代会の案内が届きました。祖父、父、若輩ながら私と務めさせていただいています。総代会の一員として数年が経ちますが、今回が初めての総代会。福山の重鎮(お歴々の皆様)に「あんたが、長男さんか?お父さんには世話になった」などとお声がけを頂きました。
福山八幡宮の宮司さんの話によると、福山城ができたとき(来年築城400年)に鍛冶神社も一緒に来られたのではなかろうかと言われていました。その由緒正しき総代会の挨拶がなんと親戚の伯父さん!ビックリしていると、総代の中の最年長で93歳なのだそう。伯父さんの会社は現在建築で使われる金具屋となり、今では鍋ややかんぐらいしか金物を扱っていないが、かつては鍛冶屋として300年の歴史を誇り、誰もが一目を置かれる重鎮です。

弊社は今年で144年(明治10年創業<西南戦争が起きた年>)。私で5代目になります。300年の歴史からすると赤子同然ですが、先代の築き上げた歴史に恥じることなく、緊張感を持って前進して参ります。 ・・・ちなみに母親の家も明治5年創業の老舗の和菓子屋。いとこは6代目149年だそうです。親戚で100年企業が3社もあるなんて、今更ながら凄いと感じます。
「綾鷹」で有名な京都のお茶の老舗・上林○○様のお話を聞いたことがあります。
創業450年の歴史を「400年続ける秘訣、そんなものは特にありませんよ。先祖が頑張っただけで、私はそれを続けているだけです。大したことはありません。」とさらっと言われていました。そこに意味を見いだそうとするのが凡人の性(さが)。歴史はそれだけで既にブランド。活かさない手はない。先人の行動に意味づけをしている今日この頃です。

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