■ 高品質な厚肉成形を実現するポイント
古い歯車は、モジュールにて再設計・製作を行う
Before
古い産業機械などに使用されている歯車は、殆どがダイヤメトラルピッチ(inch)で製作されています。このダイヤメトラルピッチで加工できる工具はほぼ流通しないため、非常にコストがかかります。
After
ダイヤメトラルピッチで製作されていた歯車を再度製作したい場合は、モジュール(mm)にて変更し直します。設計の手間はかかりますが、設備や工具の問題は解消されコストを抑えることができます。歯車の機能的にはまったく変更はありません。
Point
ダイヤメトラルピッチの工具も圧力角が20度のものなら流通していますが、14.5度のものはほぼ入手できません。従ってダイヤメトラルピッチで製作された歯車は、再製作を行う際にモジュールに変更することで、コストと納期を抑えた製作が可能となります。